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社員インタビュー(新卒採用)

「海洋生物好き」が高じて関東からIターン

技術部設計5課山﨑(技術員)

  • 2023年入社
現在の仕事の内容

環境部門に所属しています。建設コンサルタントの環境部門では、自然環境を保護し、持続可能な建設プロジェクトを実現するための環境調査、影響評価、保全計画の立案などを行います。
具体的には、川や田に生息する生物、湖の水質や底質などを調査したり、川の水の利用状況について地元の方々にヒアリングを行うためのアンケートフォームの作成や集計、調査から得た水質や水位のデータ整理などを行ったりしています。

大隆設計に入社を決めた理由は?

私は神奈川県出身で、実は島根県への地縁は全くありませんでした。
幼少期に家族で行った水族館で初めてクラゲに出会い、美しい姿でありながら猛毒を持つというその生態に興味を抱き、以来海洋生物の虜になりました。その流れで高校卒業後は海洋学を学べる大学に進学し、海洋生物学を専攻しました。
その後も海洋生物に対する興味と好奇心は増すばかりで、生き物に関わる仕事に就きたいという思いがとても強かったのですが、関東地方でもなかなか新卒でそのような仕事をさせてもらえる就職先というのは見つからなくて。
一度は別の業界に就職したものの、やはり生き物に関わる仕事がしたい!全国どこでもいいからそんな仕事ができる場所はないかとハローワークで探しまわったところ、大隆設計の環境技術者の求人に目が留まりました。
島根県という知らない場所にある会社ではありましたが、やはり好きなことに関わる仕事ができることが何よりの幸せと考え、Iターン就職の決断に迷いはありませんでした。

インタビューに答える木村さん
仕事をする中でやりがいを感じる瞬間は?

入社後からずっと行っているデータ整理の作業にかかる時間が、最近短縮できるようになったと感じていて、小さなことですが効率よく作業できるようになった、成長したと感じます。
私にとってはやはり生物の観察や調査など、実際に生き物に触れる時間の方が充実感を得られるので、データ入力等の作業はなるべく短時間で済ませ、できるだけ現地に出る時間を多く取れるように努めています。

入社時からこれまでで印象に残っている失敗体験は?

データ整理の作業で入力ミスをしてしまったことがあり、そのことで上司に迷惑をかけてしまいました。以降、入力後のチェックを入念に行うよう気をつけています。
また、ヒアリング調査で対象者の方の話の意図を的確に汲み取ることができず、ご本人の意図とは正反対の解釈をしてしまい、そのことを上司に指摘され、直していただいたことも。
まだまだ至らない点が多いですが、私が失敗してしまったときも二人の上司の方々はいつも丁寧にご指導くださり、分からないことはなんでもすぐ聞けば答えてくださるので、とても有難く感じています。

現場の様子
今後の目標や挑戦したいことは?

二人のベテランの先輩上司がいますが、お二人とも動植物をパッと見ただけで即座に細かい種類の判別ができたり、報告書を作成するスピードがとても速かったりと、さすがだなあと尊敬の念を抱く毎日です。早く先輩方に追いつけるよう、日々努力していきます。
また、環境部門の担当ではありますが、例えば魚の遡上(産卵等のために川の流れに逆らって進むこと)などを考慮した護岸設計を行うとなると、生物の知識だけでなく、ある程度設計の知識も必要だなと思うので、少しずつ設計の勉強もしていきたいと考えています。
さらに技術士補や生物分類技能検定など、業務に必要な資格も取得して、より幅広い業務に携われるようになりたいです。

(2024年1月取材)

現場の様子