技術士育成支援について
教 育
2024年01月19日
大隆設計では技術士の育成を強化するため、全社をあげて社内技術職の技術士資格取得支援に取り組んでいます。
具体的には、既に技術士資格を有する先輩社員と、これから技術士試験に挑む後輩社員が共に参加する勉強会を定期開催し、試験対策も兼ねて指導にあたっています。
【技術士勉強会概要】※月に1回のペースで開催予定
以下5つの分科会に分かれて、各部門の有資格者が後輩の指導・育成にあたります。
- 河川分科会
- コンクリート分科会
- 土質・基礎分科会
- 道路分科会
- 建設環境・環境分科会
■技術士試験における難関「論述試験」対策も
技術士の国家試験には1次試験と2次試験があり、建設部門1次試験の合格率は40%前後であるのに対し、2次試験の合格率は10%前後と難関です。
中でも2次試験で行われる論述形式の筆記試験の難易度が高いとされており、出題趣旨の的確な理解、高い論理的思考力、文章力のすべてが求められるため、合格に必要な学習時間数は1,000時間以上とも言われています。
さらに過去の例を見ても、最近の社会課題や行政課題が論述テーマに選ばれることが多いため、これらの課題に対して日ごろから自分なりの見解を持ち、それを的確に言語化する訓練も必要です。
このような試験対策のための学習は、一人で黙々と行うより、経験豊富な先輩社員と「壁打ち」しつつ、適宜アドバイスをもらいながら進めていくことでより力が付きます。
また、勉強に行き詰ったとき、集中できないときの相談相手になってもらう意味でも有意義です。
今後も社内の技術士資格保持者を増やし、お客様により高品質なサービスを提供できるよう、社員一同技術研鑚に励んでまいります。