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テクニカルレポート「河川における自然再生技術の事例」を公開しました

技術・研究
2024年05月28日

タイトル
河川における自然再生技術の事例
作成者
細澤 豪志
概要
 河川に生息する魚類にとって河川の縦断方向の連続性を保全していくことが重要ですが、横断工作物の設置により魚類の移動が阻害され、またそれを緩和するための魚道も機能的に不十分なものが多く、分断された河川生態系の連続性の回復が課題となっています。
 島根県の斐伊川吉井堰の改修において、既設魚道を取り壊すことなく魚道機能が改善でき、経済性・施工性にも優れる「水辺の小わざ魚道」を採用しました。
 この魚道は、自然石を使用するので、多様な流れの場が形成でき、魚道としての機能性が高いとともに、景観面でも優れることから、これを評価していただき「しまね景観賞」を受賞しました。

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